私は2023年6月30日に、大分県職業能力開発協会で、技能五輪予選の婦人子供服製造
2級を受検したものです。制限時間10分前頃、全部完成したので、入念にアイロン仕上げをしました。審査後、大分県職業能力開発協会のMさんから針が有ったので失格と言い渡されました。その時、私は「ありえない!」と叫びました。何故なら縫い針を確認して退室したからです。
鶴丸先生からその夜、協会にメールで異議申し立てをしてもらいましたが、協会からはまだ連絡が有りません。7月1日に、鶴丸先生がA委員に電話したところ、針の事は全く記憶になくて、ただ裾が大きくまつってあった事しか覚えてないと言ったそうです。そして、次にA委員から鶴丸先生に電話があり、やっぱり針の事は記憶にないと言ったそうです。
ポケットはミシンで中縫いするので、ポケットの中に縫い針が残る事はあり得ません。
審査員の守秘義務が有るので、結果についてはお話出来ないと言いながら、失格の原因は裾まつりが3センチ間隔だったと言いました。守秘義務を主張するのなら、「何もお答えできません」と言うのが普通だと思います。「針の事は記憶に無い」の一点張りですが、Mさんから、審査の最後にA委員が針のことを言い出したと聞いて、意味が全く分かりません。実際まつってあるのだから、減点方式で採点すると聞きましたので、それが本当に大きな減点となるのなら失格ではなく不合格ではないでしょうか。鶴丸先生が所属するマイスターと技能協会の先生方に、私が制作したブラウスを送って見て貰いました。充分合格ラインで、これが失格なら悪意を感じるという意見も有ったそうです。
競技中、壁の時計を確認するたび、その下で眠っているA委員の顔が目に入り、その隣の委員さんはずっとスマホを見ていましたので、気が散るので午後からは机の向きを反対に向けて作業しました。A委員は左に90度近く頭を垂れて爆睡していました。審査員同士の私語も耳障りでお喋りを止めて下さいと言いたかったです。また、ミシンの下糸が不調になり、手をあげたのですが、A委員が「それはタイムにはならないんじゃないかな」と言って誰も対応しませんでした。これで10分くらいのロスタイムでしたが、協会のMさんも出て行ってて部屋には審査員3人だけでしたので、本当のロスタイムが分からないまま5分弱の延長で終わりました。
コンパルホールでクッキングを教えているというA委員から、「これではとても商品にはならない」と言われましたが、本当に審査員としての資格と資質のある人でしょうか。検定の翌朝でも針の件を覚えていなくて、その後の電話でもずっと覚えていないと主張しているのが理解出来ません。この検定で2級を取り、2年後には1級を受検してお店を開く予定でした。高校の担任から、鶴丸先生の所なら厚労省の資格が取れると勧められ弟子入りし、バイトしながら精一杯頑張りました。失格を言い渡された事以上に、不信感でいっぱいで、私は食べる事も眠る事も出来なくなりました。来年1級を受ける同門の先輩弟子が数人いますが、私はもうこんな検定は受けたくないし、受検料も返して頂きたいです。警察にも行き、事情を説明しました。縫い針をポケットに混入させた人の指紋を調べて真実を知りたいからです。今日.協会のT課長さんは「審査員は絶対ですから」と言いましたが、それは責任逃れです。世界大会の夢も2級合格の目標も、店を開いて返済する計画も消され、曖昧な記憶で「失格」では納得出来ません。
これが、受検者の訴えです。
私からは関係各位に、以下の文書を提出しました。
2023年6月30日、大分県職業能力開発協会において、技能五輪出場の為の予選として、
婦人子供服製造2級の検定試験が実施され、大分市在住20歳の生徒が受検。制限時間4時間内に完成させ、残り10分で仕上げアイロンをした。その後、競技会場から受検者だけ退室させられ審査開始。ドアがガラス張りだったので見守っていたら、
「今、審査してますから(見てはいけない)」と言われ、別室へ追いやられた。
3名の審査員は挨拶も無く急いで退室。我々が中に入ると、協会職員のM氏が「残針が有りました」と、ポケットの上に刺さったままの針を示した。受検者は縫い針の本数を確認して退室した為、針の混入に対して「有り得ない」と叫んだ。
その夜協会へ不服申し立てと審査のやり方についてメールで申し入れをしたが回答はない。
翌朝、数十年前から知人でもある審査員のA氏に電話で状況を確認したところ、
「針の事は覚えていない」を連発。その後、A氏より電話が有り、「本当に針が有った事は全然記憶に無い。記憶に無いのに針が有ったとしたら私を審査員として採用した県に責任が有るということになる」と回答。受検者はその日から食事と睡眠が摂れず、3日後には5キロ痩せ、実家で療養中。A氏の発言に対して「同じ人とは思えない」と、不信感から洋裁に対する意欲も喪失した。初年度から私は補佐員として立ち合っているが、昨年と今年、協会から補佐員としての依頼が無かった。検定翌日、協会担当者のM氏に、針混入の状況説明を求めたところ、3人の審査員がブラウスを順番に一人ずつ採点していて、最後に退室する前にA氏が「あら、こんなところに」と、針のことを言い出したと説明。
重要なのは、2人目の審査員が採点を終えた時点まではブラウスには針が無かった事になる。
協会のM氏の説明と審査員のA氏の証言には齟齬が有る。大分県で初めて洋裁の部の技能検定試験、アビリンピック、技能五輪予選を実施に導いたが、不正だらけで不信感から競技に出場しなくなるのは大分県にとって大きな損失と考える。大分県から人材が育たない現状を把握し、早急にこれを公表し、他の競技でも同様の審査員によるイジメや不正がなかったか調査する必要が有る。また、A氏が過去にも不正が無かったかも精査すべき。
2019年アビリンビック全国大会において、大分県選手が出場。技術は素晴らしかった(審査員評)が、「競技直前課題の布に少し手が触れたので」と説明を受け失格判定を言い渡された。
機構本部には、「大分県の選手が競技前日にポケットを作って隠し持っていた」とここでも嘘の説明。この事実を審査員の口から2年後に聞かされ、国会事務所へ2度申し入れ。情報公開請求の準備中に、違反無くポケットを作っている映像を、厚労省と独立行政法人高齢障害求職者雇用支援機構の理事、部長らが確認し、失格取り消しの公文書持参で大分まで謝罪に来た。大分県へ損害を与えた二人(東京S氏・岡山O氏)の審査員からはいまだに謝罪は無くその後も審査員を務めていた。全く改善の兆しが無い。3年間で大分県からメダルを3つ獲得する成果をあげたが、このような不正問題を知った選手らは、それ以降大分県から誰も出場しないと言い出し、出場希望者に対し、特訓・指導したが無駄に終わった。
これを受けて、協会のy氏に、長年同じ人に審査員を任せると、その権利を私物化し公平さを欠くので、隔年で替えて欲しいと依頼したが、「慣れた人に頼みたいので替えません」と断られた。審査員は厚労省の有資格者(2級以上)か、被服科大卒の教諭にすべき。受検しているレベル以下の、専門性に欠ける人が審査する事自体に無理が有る。障がいと共に生きる人達や20代の若者たちが、技能を磨いて大分県から世界へ羽ばたきたいとチャレンジしているものを、何故このような陰湿なイジメで阻害するのか、関係各所へ報告と共に改善を求めるものです。技能士として通用する力の有る受検者への敬意と配慮に欠ける行為は、大分県のレベルを著しく下げ、技能検定そのものの意義と信頼を大きく損ねている。
受検者の私物である、縫い針を入れていた金属製の箱の中に、縫い針を持ち出した人物の指紋が残っていると思われる。指紋検出は必須なので本人が県警に報告済み(7/6)。大分県知事からの指示で県警にもご協力頂き、被害届を受理し、問題解決に至る事を望みます。
受検者からの要望
・審査員は毎年替えて欲しい。審査と判定する人を違う人にして欲しい。
・審査する時は、受検者本人の前で減点箇所を説明しながらにして貰わないと、次への改善点が分からない。何故失格になったのかも分からない。審査員が不正をしないように、審査室にカメラの設置をして欲しい。
・競技中、ミシンが故障したので挙手をしてタイムを止めて下さいと主張したが、審査員が
無視をして約10分間のロスタイムが有った。ミシンにトラブルが有ったら直ぐにタイムを止めて、ミシンの不具合も確認して欲しかったが、協会の人はその時居なかった。
・協会の担当者が部屋に居なくて審査員だけの時間があるので、離脱しないで常駐してほしい。審査員同士の私語をやめさせて欲しい。
・非道徳的な人を審査員に選定していないか、審査員を審査する機関を設けて欲しい。