ク経由ドバイへ。1時間のトラ ンジットも悠々に、成田から ドバイまで、どちらの飛行機も3席空いていたので横になっ たら到着していたという感 じ。機内食は余りにもチープ な物に格落ちしている。それ は以前エティハド航空に乗っ た時にも感じだった。
ドバイ空港からタクシーに乗り込んだ。空港タクシーは、初乗りがAED20だ。バスセン ターの有るアル・グバイバまで乗り捨てた。AED75。
アル・グバイバからアブダビ空港まで、どのタクシーに乗ろうかドライバーの顔を選ってみた。ピンクタクシーも無ければ女性ドライバーも居ない。一か八か、私に歩み寄って来たドライバーに頼んだ。
「アブダビ空港まで。」そして、出発ロビーではなく、到着ロビーへと告げた。AED137
懐かしい!3ヶ月前に到着した ロビーだ! お出迎えのラクダの像もあ る。沢山のお出迎えの人人 人。スーツケースに脚を乗せ て、彼女の到着を待ち合いの椅子で待った。25時機体は到 着。そして先月都内で会った ばかりの吉竹めぐみさんが現 れた。
アブダビ空港からアルアイン までのバスの発車が午前3時半。私達はCOSTAでカフェオ レと、ハルミチーズとファラ フェルのサンドイッチをシェ アしながら、旅のスケジュー ルを話し合った。
バスで約2時間。アルアイン到着。バスの関係者にタクシー を呼んで貰った。歩くには少 し遠い位の距離に、ロタナホ テルは有る。 アーリーチェッインを済ま せ、ホテルでシャワーを浴び た。素晴らしいホテル。大満 足。
2019.3.27
一睡もしないまま、ロビーに降りてホテルのスパや庭を探索した。彼女2回目のホテル。
何もかも私が満足するよう配慮してくれている。ランチのシリア料理に胃袋の全てを掛けていたが、空腹に耐えきれず、彼女お好みのザータルが乗っかっているクロワッサンに目が止まると、コーヒーも注文していた。ホテルロビーが最上階まで吹き抜けになっていて、「いい事思いついた!」と言って、彼女はエレベーターに消えた。4階の回り 廊下からカメラを構える彼女 を見上げて、私は 両手を広げた。
今日のメインは「ゴールドシープ」と言うシリア料理と、UAEでここだけと言う、ラクダと羊の市場、キャメルマー ケット。先に市場へタクシー で向かった。タクシーのドア を開けると動物の匂いがし た。彼女にとっては懐かしい匂い...。
彼女のツボはベドウィンと繋がっている。嬉しそうな顔をしている。17年間通い、絆を 築き上げた、ベドウィンの家族を思い出しているようだっ た。
その後、隣接するスーク、バ ワディモールへ移動。中へ入ると別世界。エアコンの効いた洒落たモール。ドバイモールを10分の一小型化したよう なショッピングモールだ。しまむらのような小洒落たショップで、AED19のTシャツを 試着した。get。何しろ600円と言うブライスに笑った。モールの出口にタクシー待機所。胸を膨らませて「ゴールドシープ」へと。予想通りタクシードライバーも良く知らない店らしい。現地の人しか行かない穴場と言う。タクシーは間違って「ゴールドカーフ」に着けた。前回来た時の風景を探る彼女。少し走ると間も無くグリーンの看板が見え、「Yes!yes!yes!」と 彼女が叫んだ。
私達に、絶対外せないのが、レモンミントジュース。
当然いつものように食べきれず、残した。実は他の客も皆んな残している。美味しいけれど、食べきれない。
残したカバブだけは包んで貰って持ち帰った。布を見せてあげたいと言う彼女のご配慮で、タクシーでスーク アル ザフラナへ向かっ た。 が、シエスタでどこもクロー
ズ。私達は唖然とした。1人の 店主が彼女に話し掛けた。 ここは来月、中国人に経営が 替わり、安い物しか売らない つまらないスークになるらし い。シエスタで閑散としたス ークを出ると、外は真夏の日 差し。タクシーでホテルに戻ると、私達は夜の10時まで爆 睡していた。
明日はホテルを朝3時20分に 出発してオマーンへと向か う。
2019.3.28
アブダビからオマーンへ向かう日は雨だった。機内で軽いスナックが出た。そしてマスカット空港に到着。その洗練されたデザインと広さに度肝を抜いた。どこを見ても美しい。空港を出るまで床は全て大理石だ。
到着口でスワーダさんが出迎えてくれた。市内を案内しながら遅めのランチ。小洒落たレストランは、スワーダさんの友人がオーナーらしい。オマーンの代表的な料理が並んでいるのだろうが、どれも初めて食べるような気がする。最後のデザートのアイスクリームに、乳香がトッピングされていた。
マサッルを被り、オマーンの民族衣装であるディシュダーシャを着た男性。タッセルは、「ファルーハ」と呼ばれ、香水を染み込ませて、精神安定や気分転換に、このタッセルを鼻に当てて嗅ぐのだと言 う。
アモアージュのファクトリーに行き、6種類のアソートにな った香水を求めた。
これが乳香だ。
それからホテルにチェックインし、数分で支度をしてオペラハウスへと向かった。
題目は「LAKME」 このオペラの為に、イギリス のメーカーがオペラに因んで香水を限定500本作ったらし い。当然求めた。
オマーンに学校を建設し、23 年間校長を務めたスワーダさ んを囲んで。 明日は現地在住のご夫妻も一 緒に、オマーンのグランドキ ャニオンと呼ばれる山へ行く と言う。
2019.3.29 早朝6時半に迎車。2台に分か れて走り出した。ホテルを出 発し、間も無く見たこともな い風景が展開して来た。地質 に興味が無くてもこの山が地殻変動で隆起したのだと分かる。
マスカットから30分の所にあ る、地名ファンジャ。スワー ダさんが作った観光スポット らしい。デーツの畑の下には 水路があるらしいが、これは5000年前、イラン人が水路を 使ったもの。山の色が違うの は、鉱石の種類がちがうから だと言う。内陸の古都。ニズワに来た。
毎週金曜日に動物の市が立つと言う。牛やヤギがセリにかけられている。サークル状に競り人が囲み、その中を手綱を引いて動物を見せながらぐるぐる歩いて回る。
時々、牛が興奮して暴れそうになる。砂ぼこりの中、地面には糞が落ち、柱には競り落とされた羊達が繋がれていた。
スークの中を歩き、乳香や乾燥薔薇など求めた。
これはオマーンの剣。ハンジャル。イエメンのそれは、先が上を向いている。
それから更に上を目指した。オマーンのグランドキャニオン。40年以上前に行った、アリゾ ナのグランドキャニオンの夕 陽が蘇って来た。
ミスファに有る、B&Bでラン チ。標高2000m程。風の中で 私達は横並びに風景を眺めな がら談話した。もっと上を目指すと、高級ホテル「アナンタラホテル」が有る。
世界中からファミリーが泊まりに来る。ここは別世界。
アプローチを奥へ歩いて行くと、絶景が待っていた。
夕陽に沈む太陽に照らされ て、私達の車は帰路へと着い
た。ご夫妻のおもてなしで、地元の美味しいインド料理をご馳走になった。
2019.3.30
早朝、ゴールドモスクに来た。
スワロフスキーのシャンデリアにうっとりする。贅を尽くしたモスクだ。モスクを後にして、車は海辺へ辿り着いた。オマーンのマトラと言う港。国王のパレスの一つで、大晦日に招待された来賓が泊まる王宮が有る。
絶対に、また来ようと思った。
忘れないように、また、迷わず来れるように、番地を記憶。
スワーダさんに、値段の交渉をしてもらった。ランチは 海辺のレストラン。
バナナの皮で肉を包んで蒸し焼きにする料理をシュワと言う。
土の中に穴を掘り、2日間蒸し 焼きにする。来客をもてなす 時は、羊の丸焼きも料理され る。
シーフードスープだけで満腹だったので、またまた食べきれず残した。
オマーン独特のカイマートゥ。
またゆっくりここを訪れて、じっくりと味わいたい。
ランチを済ませ、奥へと走った。
見たことの無い風景にドキドキする。
リッツカールトンの豪華なホテル。スワーダさんのお気に入りらしい。
オマーンがどんな所か、少し分かった。市内へ戻り、大きなモールへ来た。ここにもアモアージュがある。
予定になかった、甘い香水を 買ってしまった。3本目。
そう言えば、こちらへ来て、まだクナーファを食べていない。
モールの中で無理に食べた。いつ食べても、博多の「鶏卵素麺」を思い出す。2019.4.1
朝10時半に迎車。 息子と同じ歳のドライバーが 別れ際、両手を広げてくれた。「My son!」と言って私 達はハグをして分かれた。
マスカット国際空港。また来たい。
2019.4.1
元号が令和になったらしい。シャルジャのスークに来た。
昨年に続き2回目だ。大好きになったザータルを買
う。左がパレスチナ産。右がシリア産。
バラのお菓子
pomogranate SWEET (malban)を500g。 ザクロのお菓子も同じく500g 買った。
アレッポグリルに来た。
NASAが唯一認めた水、ドバ
イのmasafiが必ずテーブルに 有る。軟水で飲みやすい。